食後の血糖値上昇を抑えて、脂肪をつきにくく
食事をして血糖値が高くなるとインスリンが分泌されます。
インスリンは血液中の糖をエネルギーとして
消費させる働きをしますが、
消費しきれなかった余分な糖は
脂肪として蓄積させてしまいます。
肥満防止には、
食後の血糖値を急上昇させないことが肝心なのです。
大麦のβ-グルカンは、
食べたものをゼリー状に包んで胃から腸へ
ゆっくり移動させるので
消化吸収に時間がかかり、
血糖値の急上昇を防ぐことができます。
朝に食べれば、1日の摂取カロリーを抑制!
大麦は胃や腸の中でゆっくり消化されるため、
満腹感が持続し、
1日の摂取エネルギーを
抑えることにつながります。
ある実験で、2グループに分かれて
それぞれ麦ごはんと白米の朝食を食べたあと、
全員がそれぞれ自由に昼食と夕食を食べて
エネルギー摂取量を比較した場合。
朝食に麦ごはんを食べたグループのほうが
白米を食べたグループと比べて、
昼食、および昼食と夕食を合わせた総エネルギー摂取量が
抑制されることがわかりました。
大麦が「食べるダイエット」と言われるゆえんです。