自律神経のバランスが崩れる大きな原因に「運動不足」があります。
人間の筋肉は動かすことで熱エネルギーを多く産生します。
体を動かさずに一日中机仕事などをしていると手足が冷えて…
なんてことを感じている人は多いと思います。
これは筋肉を動かしていないのが原因。
運動不足とそれに伴い筋肉自体が減少してしまうことで
体の熱エネルギーは低下し、合わせて自律神経のバランスまで
崩れてしまいますので注意が必要です。
そこで効率的な運動法をご紹介します!
まず、筋肉を使うのは上半身よりも下半身を中心にするのがおすすめです。
特に足の裏の刺激を行うことで血流の反射が起きて血流が改善、
自律神経にも良い影響が起こります。
可能であれば1日30分程度のウォーキングがオススメです。
トータルで30分でOKですので何回かに分けて散歩をする、でも問題ありません。
どうしても時間が取れない場合は座ったまま足踏みをしましょう。
ももをあげ、足の裏全体をつけて10回、
つま先だけ付けるのを10回、
かかとだけ付けるのを10回。
これを1セットとし、こまめに1日10~20セットくらい行うと良いでしょう。
腰や腕を大きく回したり軽くジャンプすることを
1分間程度続ける(1セット)というのもオススメです。
下半身を中心に、ですがもちろん全身を動かせるならその方がオススメです。
何より筋肉を固めないようにする、というのがポイントです。
末端が冷えている方は指のマッサージなどをこまめに行うのも有効です。
手指には多くのツボがあり、刺激することでリラックス効果があり、
自律神経を調整、改善することができます。
田中 亜希