今回はウィッグを使って縮毛矯正の実験をしてみました！
コロナの緊急事態宣言前ということもあり、残念ながら営業に穴が空いてしまったので、いざ実験です。
営業がヒマになってしまったからといってサボるのなんてもってのほかです。
掃除、レッスン、細々な事務作業、実験です！
今回は実験をして、更なる技術の進化、向上を目指します！
はてさて、どんな実験かと言いますと、お店にあるデジタルパーマで使用している薬剤なのですが、これがなかなか縮毛矯正で使える薬剤で、タンパク質を補充しつつ、髪の毛と同じ酸性域もしくは中性で、ダメージを与えてしまいがちなアルカリ性ではないということです。
美容室でアルカリ性で強アルカリの代表格がなんと言ってもブリーチです。
わかりやすく美容室でダメージがありそうなものと言えば、美容師でなくても一般の方でもブリーチって傷むイメージがあるのではないでしょうか？
アルカリは髪の毛の魚の鱗状に並んでいるキューティクルを開いて内部に薬剤を入れやすくしてくれる作用がありながら、髪の毛を破損させてしまうものです。でもそれがあってこそ透明感のあるカラーを実現出来たりします。
そんなアルカリ域にいない薬剤なので、髪の毛に対して優しめな薬剤になるということです。
ただ、全くダメージが無いですとは言えませんが、かなりダメージを抑えることが出来ます。
半分はそのままの髪の毛で、半分はブリーチを1回した髪の毛に縮毛矯正の薬剤をつけて最終的に手触りや質感を比べてみようという実験です。
ブリーチ部分は縮毛矯正の薬剤をつけて大丈夫なのか？っていうのがメインなのですが、色々調べてみようということです。
結果から言いますと、ダメージのあるブリーチの髪の毛でも質感、手触り、ツヤ、ハリコシは全く問題無く、むしろめちゃくちゃキレイになりました！
すごく使えそう過ぎます。
今回はクセが伸びるのかということは無視して、質感やダメージ具合を調べたので、次はまたスタッフのダメージのあるクセ毛を実際に伸ばしてみようかと思ってます！
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