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[carinaのブログ]

満腹中枢を刺激するためにも・・・

 

 

 

満腹中枢とは、
脳の視床下部にあって摂食行動を
調整する中枢神経です。

 

 

 

満腹中枢は、
血液に含まれる血糖値の上昇に
刺激されることにより、
食欲を抑制する指令を出します。

 

 

この指令が大脳に伝わることにより、
満腹感が生じ、
食べ過ぎを防ぐことができるのです。

 

 

満腹中枢の活動は、
血糖値の上昇以外に、
咀嚼による刺激によっても活発化します。

 

 

これは、よく噛むことによって
満腹中枢を刺激するホルモン、
ヒスタミンの産生量が増加するためで、
この働きによる食欲の抑制効果が認められています。

 

 

ただし、
噛む刺激で満腹中枢の神経活動を活発化させるには、
ゆっくりしっかりと噛むことが大切で、
早食いをした場合には、
満腹中枢が指令を出さないうちに
食べ過ぎてしまいやすいため、
十分な食欲抑制はできません。