便がたまっているのに感じない?!
直腸性便秘
朝トイレに行くのを我慢したり、
痔の痛みに耐えかねてトイレを我慢…。
便意があるのに、
無視し続けた結果、
なりがちなのが直腸性便秘です。
せっかく直腸に便が送り込まれているのに、
排便を我慢し続けると、
やがて直腸の神経が鈍くなり、
便意を感じにくくなります。
その結果、
大腸のぜん動運動も起きにくくなり、
排便が困難に。
さらに、
長い間腸に止まった便はどんどん水分が吸収され、
硬くなりカチカチの便になります。
そんな便秘にたまりかねて
刺激性の便秘薬や浣腸を長期連用していると、
ますます直腸が鈍感になるという悪循環を招きます。
対策としては…
便の量を増やすために食物繊維を、
やわらかくするために水分を
たっぷりと摂るようにしましょう。
胃腸は食事による反射で動きはじめるので、
必ず朝食をとってその後は
トイレに行くように習慣づけて
排便リズムを身につけてください。
たとえ出なくても、毎日続けてみて。
座っている間は、
リラックスしてお腹をマッサージするといいでしょう。