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[carinaのブログ]

コロナ禍による間食の頻度の増加と塩分摂取量の関係1

国立循環器病研究センターが
5月に行った調査によると、
434人のうち61%がコロナ禍による
緊急事態宣言以降、
間食の頻度が増えたと答えたそうです。

在宅勤務中に手にするスナック菓子や、
家飲みのつまみにあてる
加工食品の量が増える例も多い。
一般にこうした食品は塩分が高く、
塩分の取りすぎにつながります。

もともと日本人の食塩摂取量は多く、
厚生労働省の国民健康・栄養調査(2018年)によれば
1日の食塩摂取量は男性11グラム、
女性9.3グラムに及びます。
日本人の食事摂取基準(2020年版)は
18~49歳の1日の食塩の摂取基準を
男性7.5グラム、
女性6.5グラムと定めています。
減塩が必要な状況なんですね!

なぜ減塩が欠かせないのか?

 

塩分の取りすぎは、高血圧や腎臓病、
骨粗しょう症、胃がんなど、
様々な病気を引き起こします

高血圧は、狭心症や心筋梗塞、
脳卒中、腎不全といった
命にかかわる病気の原因になります。

減塩が難しいのは
一度濃い味に慣れてしまうと
薄味ではおいしく感じられなくなるからです。
濃い味からの脱却は容易ではありませんが、
まずは1週間、
適切な塩分量の食事を続けてみましょう
最初は物足りなくても次第に味覚が敏感になり、
ダシのうまみの活用などで
素材の味を楽しめるようになります!